タイムボカンやハクション大魔王を生み出したタツノコプロの創業者、吉田竜夫の評伝。
関係者の証言で、その人物像に迫るなかなか読み応えのある中身。
10代から自分が家庭の家計を担っていかなければならない環境から生まれた事業への取り組みは、社員それぞれの個性を見つけ、それを育てていくという指導から、いろんなクリエイターを誕生させる「場」になったと、本書を読んで感じた。
また吉田氏が家庭的な人間であったことも、読み取れ、そのやさしさが、みなしごハッチなどの名作を生み出す根源になってるのかなぁ、とも。
アニメファンだけでなく、経営者にも読んでプラスになる一冊であるように思えるものでありました。





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