筆鬼亭日乗~霊楽生活は向運への道

筆鬼亭主、サバトニアの日常感じたことアレコレと綴っていきます。

2020年04月

何かどこそこが人が多いとか、少なくなったとか、そんなのばかり。
都心部は人が少なくなるのは当然。
でも近場の商店街に人が集まるのは普通に考えてもおかしくない。
それに別な日だが、ある商店街の人混みを紹介していた。
そこへは僕も行ったことあるが、その行った日に比べれば少ないと感じた。
どこそこに人が集まってると、つるし上げみたいな放送は不愉快になる。
そんなことをする前に、こんな番組にコメンテーターと称する人間がこんなにいるか?
メインの恵氏とアシスタント、それにもう一人くらいでいいのではないか?
結局、ワイドショーは「ショー」⇒パフォーマンスでしかないなぁ、と思う。
この番組だけでなくメインの司会者が芸人が多いというのもショーだからなぁ…
だいたい人が集まるな、というなら恵氏も他の出演者全員スタジオではなく、それこそ自宅から全員テレビ電話出演くらいするのが当たり前なのではないか?
自分達は「仕事だから」という意識は大切だが、ここまで外出する人間を蔑視するような態度をみせるなら、自分達こそ、スタジオに来るな、と私は見ていて今日は思った。
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気持ち良く目覚めて、今日もおひさまを浴びることができる喜び。スズメの鳴く声を聞いてホッと安心する。
メダカも元気に泳いでいる。
そんな毎日、ワクワクした気分になる。
コロナ云々というより、誰の言葉か忘れたけど「自然に帰れ」というのが身に染みる今日この頃。
岡田先生の笑顔に癒されます(笑)
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古書ミステリーということで期待して読んだ。

主人公の庄治は巻末の参考資料にある反町茂雄をモデルとしているのが明確である。

神保町のある古書店主が変死する。その死の真相を知るために主人公は動き出す。

出始めはグイグイと引き込まれていき、ページを繰るスピードが増していく。しかし、GHQとかが出てくるあたりから急にスピードダウン。

話の展開が広がりすぎて、あまりにも大げさな舞台展開になっていく。

国と国の裏の戦いを神保町という狭い、あまりにも狭い領域だけで解決していくのは、あまりにもお粗末。後半はあほらしくで、何度読むのを止めようとしたか

こういう作品を評価する識者と言われる方々の見識を疑うような作品。

それにプロローグとエピローグの現代の章は必要なのか、その部分がなんの作用も物語に活きておらず、蛇足でしかない。

時間潰しにもならない駄作小説を久々に読んだ感じでしかない。

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数年ぶりに段ボール箱の中からひっぱりだして見たスパニッシュ吸血鬼映画。

田舎の町にやってきた医者。その町は吸血鬼の恐怖に脅かされていた。医者と女性助手エリカは住居を土地の名士、男爵フォン・リッセルバートの城にします。だが

その男爵の息子カールは吸血鬼。助手のエリカと恋に落ち、吸血の魔の手が忍び寄る

雰囲気は満点。スペインの古城を使用しているから、その辺りは真に見ごたえがあるもの。それにスパニッシュホラーの特色のエロスもたっぷり。バンバン。女性のヌードが出てきて目の保養にもなります。

恐さとエロさが入り混じってラテン美女がお好きな方にはウキウキできる映画であります。

 

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御多分に洩れずMPシールの名前を知ったのは故・生田耕作氏の日記である。その日記でシールの本作を含む長編を読み終えたことを記してあり、シールの奇異なる才能を評価していた。(生田氏が読んだシールの旧蔵者は平井呈一らしい)

それでプリンス・ザレンスキーや怪奇幻想小説の選集などで何作品は読んでいたが、長編は今回が初になる。

紫の雲が出現し、人類が滅んでいく中、生存した男が各地を転々とし、女性と出会う。彼女はレダと名付けられるが…二人の行く先は…

と、SF的な内容だが、その根底には神の存在がある。男は最終的に神に近い存在になれるのだが…女の出現によって…

男の苦悩が最後の方には描かれる。だが、それまでがただ淡々と主人公が目にする死体の描写が続いてばかりで、物語の展開として飽きてしまう。

モノローグで進行していき、先に述べたような死体と町の様子の描写ばかりゆえ、発想は面白いがエンターテイメントとしては物足りなさを感じた。

ただ、これを読んで思ったのだが、小松左京は本作を読んでいたか、話の概要を知っていて「復活の日」や「首都消失」を書いたのではないのか?と

そのモチーフは大変ユニークで、今の時期だからこそ、より一層身に染みてくる小説であった。

 

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